2007年10月23日 (火)

ホエール号

10月21日(日)、SLホエール号が女川駅で停車中ながら佳興な様子、万石浦湾からの潮風に吹かれながら女川街道と平行して滑走し、限りなく自然に溶け込んで、一瞬光と風になる様子を見てきました。

33年ぶりにC11型蒸気機関車が石巻線で運行されたのは、来年秋の大型観光キャンペーン「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」のプレイベントの一環としてJR東日本が企画したためです。有り難いことです。

SLホエール号は、小手先のCGなどは論外と思えるほどの存在感でした。

車体の輝きは短距離選手、あるいはサラブレッドから感じるものと同じものでした。

また、命あるものが発するような汽笛のストレートな音に、素直さと力強さを感じました。

午後2時頃は、まだこのような青空もありました。

I49

しかし、午後3時過ぎ、暗雲が立ち込めてきました。

I50

撮影時は暗くなり、小さな雨粒も落ちてきました。

しかし、周囲の騒ぎに影響されない、その澄澈した姿を見た時は感激しました。

I51

この撮影場所の先に、ホエール号が万石浦の海を迫り上がるように見えるだろうポイントがあるのですが、如何せんロケハンをしていませんでした。ホエール号通過小一時間前に気づき、覗いてみたのですが既に陣取られていました。

あっという間に迫ってきます。

I52

直ぐに目の前を過ぎてしまいました。

感動を胸に抱く者にとっては疾風なのですね。

I53

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年10月15日 (日)

くりでん

来年の3月で廃止となる、『くりでん』を見てきました。

D56_1

撮影ポイントを探してみましたが、見つけられませんでした。

D57_1

とにかく、全体を見渡せるところで撮影しました。

D58_1

子供さんたちが描いた絵が、車両に貼られていました。

D59_1

くりでんのガタン、ゴトン を録音してきました。

D60_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月18日 (月)

くりはら田園鉄道

採算がとれないため、平成19年3月に廃止になります。

C81_1

特に産業革命以降、私たちは、幸せになるために効率を求めてきたと思うのですが。

C82_1

路線近くのおばあちゃんにとって、くりでんのガタン、ゴトンという響きは、昔からある駄菓子屋さんと同じ、神社の森と同じだと思います。

C83_1

失われると、自分の存在位置が分からなくなり、心細くなるのではないでしょうか。

(現役車輌、KD95型、KD951です。)

C84_1

古いものは残しつつ、幸せを求めるために時間をつくっていけばいいと思います。若者だって、古いものという規律、物差しがあれば、新しい良いものを見つけやすいのではないでしょうか。画一化されたコンクリート関係のものが連続したところ、造られてては消え、造られては消えの場所では、自分を見失ってしまうような気がします。

(くりはら田園鉄道は、大正10年12月20日開業ですが、沢辺駅舎も大正時代につくられました。建物が少し傾いていますね。)

C85_1

非効率に見えても、多くの人が大切に思っているものは、なんとか残すべきだと思います。

C86_1

とても極端な話になりますが、採算が合わないから止めるということを続けていくと、最初は頭が良くて、運動神経の良い人となり、最終的にはロボットがいればいいことになり、人の幸せどころか、主人公が必要でなくなってしまうと思います。

C87_1

無駄があるからこそ楽しく、思い出深いのではないでしょうか。それが幸せなことではないでしょうか。

C88_1

日本の寂は、幸せにとても近いところにあると思います。

C89_1

KD951、富士重工製です。

C90_1

石越~細倉マインパーク前の25.7kmを走行しています。

C91_1 

KD952、最高速度は70kmです。

C92_1

子供たちにとっては、夢のある乗り物だと思います。

C93_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)